日常

 

何度も続く余震でもう普通に過ごしていても「え?今揺れてる?揺れた?今」状態になっている。熊本城が悲しい姿になっている。テレビでは地震情報をやっていて、時折鳴る地震速報の音にビビる。

地震速報鳴るかな鳴ったらどうしようと、iPhoneを気にしながら今日は耳鼻科に行ってきた。耳鼻科。花粉とアレルギー性鼻炎がタッグを組んでわたしを襲う。ピーとかシュピーとか音がして「何事?」かと思えば自分の鼻の音だったりする。自分の呼吸音が間抜けでちょっと恥ずかしい。昨日も職場で朝礼と申し送りがあったとき、鼻が鳴らないように呼吸を超気にしていた。申し送りのときシュピーとか鳴ったら恥ずかしい。

かかりつけの耳鼻科までチャリで約30分。本当はもっと近くにも耳鼻科はあるんだけど、そこはやたら「手術しましょう手術」って鼻の手術ばかり勧めてくるし、ヤブって言われてるから行かない。チャリを漕ぎ漕ぎ30分。耳鼻科にとうちゃーく!

ここの耳鼻科は繁盛していて3、40分は絶対に待たされるけれど腕は確かだからその辺は無問題。オーケーオーケーいつまでも待つよあたし待つわと耳鼻科の待合室で雑誌を読む。診察室からは子どもが泣き叫ぶ聞こえる。そうそう、ここの耳鼻科は小児科?って思うくらいに子どもが多い。子どもってすぐに鼻の穴に何か突っ込んだり、中耳炎になったりするでしょ?ここのお医者さんは子どもの扱いが上手い。いつも待合室は軽く保育園と化している。今日だって「たすけてー!パパーたすけてー!」と叫ぶ男の子の声が待合室まで響き渡る。きっと土曜日だからパパが頑張って子どもを耳鼻科に連れてきたんだろう。たすけるために耳鼻科に連れてきてんのにね。「たすけてー!」と絶叫する男の子。治療が終わるとパパに抱きかかえられて診察室から出てきた。

で、わたしの番がきた。「あーかなえちゃんまた炎症を起こしているよー。鼻詰まって苦しいでしょー」と医師。ここのお医者さんはわたしを「かなえちゃん」と呼ぶ。わたしが子どものときから通ってたからか知らないけれど、いったいいつまで「ちゃん付け」されるんだろう。わたしもう今年で25ですよ?先生?

まぁいつも通りに治療が終わって、いつもの飲み薬と点鼻薬を出される。心持ちちょっと鼻の調子が良くなった感じ。そんなに即効性があるか知らないけれど、病は気からって言うし、職場で看護師さんが「不調の大半は気のせい」って言ってたし。

またチャリ漕いで30分。家に帰ると弟が出かけていて犬が眠っていた。昨日の夜何度か地震速報が鳴って、揺れたり本棚が雪崩起こしたりしてそれ片づけたりしたから、わたしもちょっと寝不足気味。どうせ休みだしヒマだし、昼寝。なーんにもしないで眠れるって超サイコー。でもすぐにまた地震速報が鳴る。ビビって起きる。揺れるかな?と構える。でもわたしの住んでいる地域は揺れない。テレビをつけてみる。どこかの地域ではひどい揺れが起きていて、どこかでは誰かが救助を待っていたりする。

母親と焼きそばを食べた後、犬を洗う。犬のシャンプーのにおいが手について離れなくなる。犬は疲れたのかまた眠っていて、わたしはブログなんかを書いている。ガリバーみたいな進撃の巨人みたいなとにかく大きな人が、両手で地盤だかプレートだかを抑えて揺れを止めてくれたらいいのにな、と思っている。

そして日常って尊いな、って思っている。